アンバサダーの活用

アンバサダーマーケティング表紙

AMNが提唱するアンバサダーとは

アンバサダー(Ambassador) の意味は一般的に「大使」と翻訳され、日本では著名人や芸能人などがブランド大使として任命される時に使われることが多いようです。

AMNが提唱するアンバサダーは、ソーシャルメディアの発展により、個人が情報を発信できるようになった環境変化を反映させたものとなります。

近年、自分の好きな企業やブランドについて積極的な発言や推奨を行うだけでなく、他のユーザーへのサポートや、ブランドの擁護まで自発的に行うファンの存在が注目されています。

AMNではこのように企業やブランドに積極的に関わり、自発的に発言・推奨する熱量の高いファンを、「アンバサダー」と定義しています。


アンバサダーとインフルエンサーの違い

図:アンバサダーとインフルエンサーの違い

「アンバサダー」と比較されやすいのが「インフルエンサー」です。

「インフルエンサー」は有名人・著名人という、知名度やファンの多さ、人気といった影響力を重視するのに対して、「アンバサダー」は、特定の商品やブランドについて自発的に言及するファン度を重視するという違いがあります。

つまりインフルエンサーは影響力は大きいが、商品とのつながりが少ない可能性があります。

それに対してアンバサダーは、商品に対して強い愛情を持ち、自発的にクチコミを発信する層といえます。

情報が持つ熱量や信頼度と言った観点が重視されるこれからの時代、ファン度をベースにしたアンバサダーを発見し、長期的なリレーションを取ることが重要です。


企業発信から生活者発信の時代

図1:マスマーケティングによる情報電波/アンバサダーに着目したマーケティング

※AISASは株式会社電通の登録商標です。

20世紀、マスメディアの時代における情報伝達や消費行動プロセスは、TVCMなどのリーチ広告が主な手段でした。この時代は企業から発信される情報の信頼度も高く、これはとても効率がいいモデルでした。

21世紀、ソーシャルメディア時代の情報伝達や消費行動プロセスは、「発信力のある個人」からの情報が生活者の意識を動かしたり、行動に影響を与えます。生活者は企業からの情報よりも、身近な人からの情報を信頼することが、調査からも明らかになっています。

アンバサダーに着目することで、このShareの層を戦略的に作ることができ、クチコミを蓄積させて資産化するマーケティングが可能になります。


スクラッチ型からストック型へ

図:スクラッチ型からストック型へ従来のキャンペーンでは、短期間でいかに高い山をつくるかがミッションでした。これはいわゆるスクラッチ型マーケティングとも呼べるものでした。

しかしこれからは、施策を通じてファンをアンバサダーとしてストックしていくことが大切です。もちろん、マス広告との連携も効果的です。これからのコミュニケーションは、マスメディアだけ、ソーシャルメディアだけといういうものではなく、相互に連携したり、組み合わせたりする取り組みが大切です。

アンバサダーはキャンペーンを行うごとに活性化されていき、蓄積・資産化され長期的に積み上がっていきます。

資産化されたアンバサダーは、企業やブランドを支えるクチコミを定期的に産み出してくれます。


アンバサダーサイクル

ambassador_cycle

アンバサダーサイクルとは、AMNが提唱するマーケティング活動のサイクルです。米国でソーシャルメディアマーケティングのバイブルとも言われる書籍「グランズウェル」の戦略に立脚した5つのフェーズがあり、企業やブランドの状況に応じて独立したマーケティングが可能です。またすべてのフェーズで「傾聴」を重視します。これはマーケティング活動の最適化を柔軟におこなうためです。

  1. 「傾聴」のフェーズでは、ユーザーやファンの声を聴くことに集中します。
  2. 「会話」のフェーズでは、ユーザーとのコミュニケーションを開始します。
  3. 「活性化」のフェーズでは、ユーザーやファン、アンバサダーの可視化や活性化に注力します。
  4. 「支援」のフェーズでは、様々なコミュニケーションを通じて、ユーザーやファンを支援します。
  5. 「統合」のフェーズでは、ユーザーやファンも企業の活動に参加することを目指します。
アンバサダープラットフォーム
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