NEWSお知らせ
AMNが政治家のソーシャルメディアでの
インパクトランキングを発表
~総合1位 橋下徹氏、野田首相はTOP100圏外~
現職国会議員1位は民主蓮舫氏、自民河野氏
渋谷区、代表取締役 徳力基彦、以下「AMN」)は、AMNが開発した複数のソーシャルメディアでのインパクトを横断的に測定できる「ユーザーチャート(userchart.jp)」を利用して、政治家のソーシャルメディア利用状況を調査し、政治家のインパクトランキングとして集計しましたので、お知らせいたします。このランキングはサイトに公開しており(http://userchart.jp/ranking/politics)、このページから政治家毎の詳細なソーシャルメディア活用情報などもご覧いただけます。
■政治家のインパクトランキングの概要
ソーシャルメディアの普及に伴い、政治家がツイッターやフェイスブック、ブログを活用してリアルタイムに情報を発信したり、有権者とのコミュニケーションを取ったりする機会が増えてきています。
今回の政治家インパクトランキングは、各政治家のツイッター、フェイスブック、ブログのデータをAMN独自のツールである「ユーザーチャート(userchart.jp)」で分析した結果を集計したものになります。
■政治家インパクトランキングTOP10
ランキング上位の政治家に関しては、複数のソーシャルメディアを使いこなしながら、情報発信だけを積極的に行うのではなく、有権者からの質問に対してもソーシャルメディア上で返答するなど、コミュニケーションツールとして積極的にソーシャルメディアを活用していることがわかりました。
▼総合ランキングTOP10
■自民党ランキングTOP3
■民主党ランキングTOP3
※ランキングで表記されているインパクトが整数で同率の場合、システム上で小数点第一位以下まで比較し、順位を算出しております。
※Facebookページの調査に関しては、Facebook公認ナビゲーションサイト Facebook naviに掲載されている政治家のデータを、Twitterに関してはTwitter公認ナビゲーション ツイナビに掲載されている政治家のデータをそれぞれ参照しています。
■ランキングTOP100の各ソーシャルメディアの利用率
政治家ランキングTOP100の各ソーシャルメディアの利用率を調査した結果、Twitterの利用率が98%ということで最も高いという結果になりました。
政治家のTwitterアカウントは全体的に一般企業のアカウントと比較すると休眠アカウントと分類されるような発信を行っていないアカウントは少なく、なんらかの情報を積極的に発信しているアカウントがほとんどを占めました。また、アカウントの運営スタイルを見た場合、有権者と積極的にコミュニケーションをとる政治家もいれば、ブログの更新情報などを中心に発信している政治家もいるなど活用方法はそれぞれ異なりました。
ブログの利用率も91%と高く、プロフィールといった恒常的な情報の他、高い頻度で自らの政治活動報告を写真を踏まえて行うなど、蓄積型の自身のメディアとして積極的に活用されていました。Facebookはアカウントの開設しているものの、フェイスブック独自の情報発信をしている人はまだまだ少なく、ツイッターで発信している情報やブログの更新情報をポストしているケースが多く見られました。
また、TOP50を見た場合、自民党所属議員は2位~50位まで17名もランクインしている一方で、民主党は4位~42位の10名と自民党と比較して活用している政治家が少ない結果となりました。その他の政党の1位をみると、みんなの党が松田公太氏、国民の生活が第一が森ゆうこ氏となり、さらに社民党の福島みずほ氏、新党大地・真民主の石川 知裕氏、新党改革の舛添要一氏、新党日本の田中康夫氏、新党きづなの斎藤やすのり氏、共産党の小池晃氏、日本一愛知の会の大村秀章氏がそれぞれ、党内単独で50位内にランクインしました。
現役首長の活用をみると、世田谷区長の保坂氏が12位、千葉市長の熊谷氏が25位にランクインした。元首長の活用では3位にランクインした元宮崎県知事の東国原氏や元高知県知事の橋本氏などの活用がみられました。
野田首相に関しては個人のTwitterアカウントおよびFacebookアカウントは公式情報上になく、官邸が運営する「野田総理官邸ブログ【官邸かわら版】」および個人の公式サイト「野田よしひこ【明日への責任】」を計測したところ、TOP100からは漏れる結果となりました。
また、今回は調査対象からは除外しましたが、YouTubeやニコニコ動画などの動画系のメディアを活用している政治家も多く見られました。今後はさらに複数のソーシャルメディアの活用が進むと共に、政治家の中でもソーシャルメディアを自身の政治活動の情報発信手段として上手く使いこなせる政治家と、そうではない政治家のネット上での情報蓄積・拡散における格差が広がるのではないかと考えられます。
ユーザーチャートはTwitterもしくはFacebookのアカウントで登録を行うことで利用することが可能です。 基本的な機能として、ユーザーの各ソーシャルメディアアカウントを登録すると、AMNの独自の評価法をもとに各サービスにおけるユーザー毎の影響力を算出します。さらに、その結果はユーザーチャートのマイページに表示され、他の利用者にも閲覧が可能となります。また、複数のソーシャルメディアのアカウントを登録すると、個別のサービスの影響力とは別に複数のソーシャルメディアを横断した形での影響力の分析も実施します。
【分析可能な5つのソーシャルメディア】 Twitter、Facebook、mixi、Google+、ブログ
■関連リリース:
AMNのソーシャルメディア上のインパクト測定ツール 「ユーザーチャート」が分析数100万を突破(2012.8.22)
AMNがスポーツ選手のインパクトランキングを発表(2012.7.30)
AMN 「ユーザーチャート」にTwitterでの発言傾向を可視化する「ユーザーマップ機能」を追加(2012.6.18)
■アジャイルメディア・ネットワーク(AMN)について
AMNは、利用者と企業、そしてメディアの3者の会話やコミュニケーションを支援する「カンバセーショナルマーケティング」の推進をコンセプトとして、2007年2月に設立されました。アンテナの高いブロガーやソーシャルメディアユーザーと企業をつなぐことで、情報感度の高い利用者に効率的にリーチする手段を企業に提供します。また、TwitterやFacebook、mixiなど、複数のソーシャルメディアを活用したマーケティングサービスを提供しているほか、国内の有力ブログをネットワーク化し、質の高いブログの書き手を支援しています。
(社)日本アドバタイザーズ協会 Web広告研究会運営の第6回Webクリエーション・アウォードで大賞を受賞。AMNのアドネットワークには 90のブログと17のTwitter関連サービスが参加しており、全体のページビューは月間5,000万PVを超えています。 URL: https://agilemedia.jp/
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