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日経BP社とAMNが、ソーシャルメディアを活用した広告サービスと
メディア開発の領域で提携
~ビジネスやITにおけるソーシャルメディアの有効活用手法の開発に注力~
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(東京都渋谷区:代表取締役 徳力基彦、以下AMN)は、本日、株式会社日経BP(東京都港区:代表取締役社長 平田保雄、以下日経BP社)と、日経BP社のコンテンツとAMNがネットワークするブログなどのソーシャルメディアのコンテンツを組み合わせた広告サービスや新規メディア開発の領域で提携することを発表致します。
■両社のノウハウを組み合わせた広告サービスの開発
今回の提携は、経営、技術、生活の先端情報を、雑誌、Webサイトなど多様なメディアを駆使して提供する日経BP社と、カンバセーショナルマーケティングの推進をコンセプトとして、ブログを初めとしたソーシャルメディアの価値の追求を行っているAMNが、相互のノウハウや技術を集結することにより、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの効果の最大化やCGM時代に即した新たなメディア開発を行うことを目的としています。
具体的には、まずマーケティング分野の活動として、ターゲットに即した専門媒体上で展開ができる日経BP社のタイアップメニューと、AMNが開発した利用者投稿型バナーの「ソーシャルバナー」及び利用者参加型のタイアップサイトである「ソーシャルタイアップ」を組み合わせた新たなタイアップメニューとなる日経BP「クチコミタイアップ」を開発いたしました。
クチコミタイアップは本日より提供を開始し、価格は380万円~となります。
また、あわせて日経BP社が展開する、広告とコンテンツを併せて提供する高付加価値アドネットワーク「The Premium Contents Network」にAMNブログネットワークが参加し、日経BP社のポータルをハブサイトとしたアドネットワークの強化に協力します。
これまで、CGMを活用したマーケティング手法のほとんどが、質よりも量を追求したアプローチをとりがちで、その結果利用者に役に立たないスパム的な情報を量産してしまったり、やらせに近い手法が選択されてしまうことが往々にしてありましたが、両社の提携においては日経BP社が提唱している「Page Value」*の思想を取り入れ、プロフェッショナルメディアとCGMのメリットを組み合わせた質の高いマーケティング手法の確率を実現できると考えております。
■両社のノウハウを組み合わせた新規メディアの開発
さらに、今回の提携を通じ、日経BP社のプロフェッショナルコンテンツと、AMNがネットワークするブログネットワークのコンテンツを組み合わせた新しいメディア開発の検討を開始致します。
これまでにもAMNでは、Twitterの被リンク数や投票機能を組み合わせて記事の格付けを行う「AMNポータル」や、利用しているブログサービスに関わらず一カ所でブログ記事を全文読むことができる「AMNモバイル」、また人間の手による情報精査プロセスも含んだ投資情報ブログポータルの「スマート・インベスター」など様々なブログメディアの開発に取り組んでいます。
このノウハウと日経BP社が保有する専門メディアやポータルを組み合わせることで、より多様な視点を読者に提供する新しいソーシャルメディアの開発に取り組んでいく予定です。
■日経BP「クチコミタイアップ」のイメージ図
*Page Valueとは
日経BP社では、Webサイトの評価について、一般的な評価指標である「Page View」(ページビュー)に加え、表示された「コンテンツの質」、それを見る「オーディエンスの属性」という三つの指標で立体的に測るべきだと考え、これを「Page Value」(ページバリュー)として提唱しています。雑誌の世界でいう「部数だけでは測れない媒体価値」の概念を、ネットの世界でもきちんと評価軸として採用すべきだからです。
■日経BP社について
日経BP社は経営、技術、生活の先端情報を、雑誌、Webサイトなど多様なメディアを駆使して提供する出版社(コンテンツ・プロバイダー)です。経済を中心とする情報を国内外に発信する日本経済新聞グループの一員として1969年4月に設立されました。売上高は527.58億円(2008年度実績)。 2008年12月には、女性向けアドネットワークを展開する、米Glam Media Inc.の日本法人、グラムメディア・ジャパンにも資本参加、2009年1月からは自社サイトをハブサイトに据え社外の有力サイトと連携したアドネットワーク「The Premium Content Network」(BtoB向け/BtoC向け/環境関連)も展開しています。
URL:http://corporate.nikkeibp.co.jp/