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和蓮和尚(キャズムを超えろ!)

パナソニックのネットサービス部門で商品企画を5年ほど勤め、ネット家電を作るベンチャー、株式会社Cerevoを起業。Blog「キャズムを超えろ!」にて家電業界&Webサービス業界の企画&マーケティングに関するあれやこれやを綴っている。

ブログ:キャズムを超えろ!」運営。
http://d.hatena.ne.jp/wa-ren/

column

日本においては映像コンテンツが放送によるそれに依存しすぎているところがある。Blu-rayコンテンツを購入してもネット配信で購入しても、同等クオリティの映像が地上波やBSで流れているので購買欲が高まりにくかった。そういう意味では、受像機の3D化は地上波放送の進歩ペースを超えて映像表現を進化させ、放送波依存から脱却しやすくするためのキーパーツになるかもしれない。なぜなら、データ量が倍増して電波での配信が困難になるうえに、(当面は)一部受像機でしか再生できない3D映像を広くあまねく電波配信するわけにもいかないからだ。

目が疲れるというデメリットはあるものの、画面から飛び出してくるような奥行き感は3Dでしか出せない。マニアには評価されにくいが、シンプルな感動と言うべきか、割と誰にでも「おおっ!」と言わせることができる技術である。

わかりやすい感動を生む技術と新しいコンテンツ配信方法の組み合わせは、巻き戻し・早送りが不要な高音質音楽メディアであるCDが登場したときに近い。ぜひとも高品位な3D映像をBlu-rayやネット配信によって供給し、FMラジオに対してCDがそうであったように、放送波の進歩速度に引っ張られることなく映像表現を進化させてほしいものである。個人的にはネット家電推進派のひとりとして、試験的でもいいので3D映像のネット配信を是非、とお願いしておきたい。


ブログ記事を見る:
“家電メーカーは3D対応テレビで地上波の呪縛から逃れ、価格下落に歯止めをかけられるか?”




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